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今や世界は産業革命以来の200年ぶりの技術革新に迫られている
投稿者:
不動明王
投稿日:2007年 7月25日(水)00時32分44秒
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A氏とは、表面的な現状認識では同意できるものが多いのですが、その背景や解釈、解決方向ではかなり見解が異なるようです。即ち、日本経済は復活してきており、国民性はしっかりしており、政策が誤っているとか、画期的な技術など出てきても需要がないとかを言っており、また、日本経済を復活させるには、財政、金融政策によるもので、技術での復活は駄目だ、間違いだとしております。
しかしながら、日本経済を復活させるには、単なる財政、金融政策では限界であり、最早画期的な技術革新でしかないことが理解できていないようです。歴史的にも、歴史の大転換は全て世界的な技術革新が背景にあったというものです。それに今や、日本経済のみならず、世界経済、即ち、資本主義経済は、実に産業革命以来の200年ぶりの技術革新に迫られており、否、重商主義革命以来の海外にフロンチアを求めた500年ぶりの技術的大変革の必要性に直面しているものです。
A氏が指摘するように、確かに経済は復活しているようで、税収も拡大し貿易も大巾黒字が継続しているようです。しかし、税収が5兆円とか、貿易黒字が20兆円とか言っても、公的債務1000兆円には焼け石に水でしょう。それに、景気回復も、画期的な技術革新によるものではなく、中国特需とでも言うような状況であり、従来技術の延長での生産設備の容量・能力を拡大した景気拡大であります。中国経済の成長が鈍化すれば、一挙に打撃を受けることでしょう。だからこそ、先のイノベーション会議でも危機感が表れていたのでした。
それに、景気が拡大しているとは言え、年率3%程度であり、発展途上国の平均7%台、欧米の5%台に比べると大したことはなく、過去と比べて好調と言っても始まりません。世界を比べていかねば成りません。トラック競技で次第にスピードが増していると言っても、皆がそれ以上に速く走っておれば、結果的にはビリになるのは明らかでしょう。それと同じで、世界が猛スピードで発展しているのに、日本が緩慢な成長では、その内に懸念するように三流国家に転落は必至でしょう。
なお、A氏は、政府が進めるIT技術を例にして、技術で経済を復活するのは間違いだとし、画期的な技術が登場しても需要がないと批判しましたが、とんでもない誤解と偏見であるように思います。頭から世界的技術に対する無知、無理解、無視、無関心を現しております。文化系専攻の者の限界でもあり、ある意味では近視眼的な国民性の反映であろうとも思います。
国家社会や世界を根本から揺るがす歴史的な新技術が登場すれば、必ずや需要が現れます。現に原油価格が高騰化していけば、当然に省エネ技術が歓迎されるはずです。もっとも、画期的なものの理解と評価が出来ないのが日本人の国民性ですし、社会の風土ですから仕方ありません。
今や歴史的・世界的な技術革新によって経済を拡大していかねばならないのです。幾ら中国やインドが急成長してきても、従来型の技術による景気拡大では、即ち、資源・エネルギーの消費拡大では、資本主義の延命よりも崩壊を早めることでしょう。
ところで、国民性を糾弾すると反発されるようですが、画期的な技術への常識的評価や理解が通じないで、それを邪魔する談合、野合の社会、出る杭を打つ国民性、既得権益擁護の硬直な行政志向や法制度が問題であることも多いのです。これぞ、政策自身と言うよりも、国民性自身というものでしょう
それに、景気が順調なのに、国民が実感できないのは、即ち、消費が伸びないのは、株式配当を多くしたり、米国債購入で米国に還元している政策が悪いのでしょうが、ある意味では、外資系の支配を許す脇の甘さ、戦略性の欠如と、米国追随の従属国家、お人好しの国民性を現していると言えるでしょう。
私が指摘する国民性とは、正に、A氏のように、真実を見ようとしない、怒りを上げることがない国民性に歯痒さを痛感するもので、実に温和しい、朝鮮人に良いようにあしらわれても、何ら反発も抵抗もしない、事なかれ主義、無関心、卑屈、内向きなどの国民性を糾弾するものです。
日本社会は犯罪もなく清潔で、詐欺も恐喝もなく、実に平穏な国民性を反映して平和な社会であるのは解りますが、それだけでは、邪悪な連中に蹂躙され乗っ取られます。真実が見えずに、戦うことを忘れた国民性は、歴史はどう評価するでしょうか。他国に迷惑を掛けなかった、決して騙すことのなかった、立派な国民だったと言うでしょうか。
ものつくりに長けていても、戦略性に欠けては、国際競争に敗退します。世界が弱肉強食で、獰猛、狡猾である限り、それを見抜いて対応する洞察や戦略が必要かと思いますが、今の大多数の日本人には、騙されても気づかない、腑抜け、間抜け、腰抜けに堕落しているように思います。日本の衰退が間違った政策によるものとはいえ、それに無節操に付和雷同的に反応する国民性こそ、マッカーサーが「日本人は12歳程度の知能だ」と揶揄したものです。
しかしながら、2007年から2008年に掛けては、ドル崩壊が顕著になり、米国の衰退も顕著になっていくことで、対米売国奴も転落し始めることでしょう。既に、イランは、イラン原油の決済をドルから円に切り替える要請をしてきたようです。ここで、なおも、対米追随をして共に沈没していくのか、思い切って衰退する米国から自立をするかで、日本の将来も決まるでしょう。正に、国民性が試されているのです。
それに今時の改革は歴史的なものになろうとし、単に経済の復活では限界であり、教育や倫理、道徳、家庭にまで踏み込んでいかねば成らず、そして特許制度や裁判制度を始め、司法、立法、行政などの幾多の法制度の改革と絡んでいかねねばなりません。最後にこそ、倫理、道徳、礼儀を超えた宗教的改革が待っているのです。しかし、最後の段階に至っては、国民皆が猛反対することでしょう。
ところで、日本の特許は広く公開されており、一体誰のための特許制度なのか疑問があります。本来は、発明者のためであるのに、後発者の二重研究を防止するためにあり、これでは先発者にとっては、後発者に模倣を許していくようなもので、防衛特許の乱発に繋がっていくものです。そして中国や韓国は、毎日数万件もアクセスして特許を盗作しております。図面を見れば大抵は模倣できることが多いものです。大してノウハウを隠すような高等戦略を行使してもいないし、特許庁も理解しやすいようにと、細かくノウハウなどを書かせる行政指導をやっている有様です。
画期的な技術に対する感動もない特許庁も、また天下り確保の行政に固執している経済産業省も大巾に改造することが必要です。こんなことを指摘する者は、政治家や官僚、経済界、有識者の中にも皆無です。これまでの行政改革とは言っても、国家戦略的発想に欠けるものです。単なる役人イジメの感情的解体であったり、数合わせであったり、効率追求であったり、器いじりであったりして、真に国家社会のことを考えたものには程遠いものを感じます。
ところで、既に米国は企業は海外に逃亡して、国内では製造業は日本などに敗退しました。目下残っているものは航空機、軍事などであり、それだからこそ、金融で狡猾に騙し取ろうとしているのです。日本も、底辺の技術はどんどん発展途上国に流れるのは必然であり、技術を高度化すると共に、金融や財政を含めて、技術立国を目指した戦略面で迎え撃たねば成りません。幾ら法制度が完備していても、戦略性が欠如していることが多いのです。これでは高度な鉄砲を作っても、行使において考えてもいず、倉庫に積み上げておいたり、床の間に飾っておくようなものです。
なお、グローバル化の下に、企業が自由に海外に進出していくのは考えもので、もっと企業利益の追求ではなく、国家社会のことを、即ち、税収や雇用、地域振興のことを考えた政策誘導が必須となります。これでは明日の日本は、現在の米国のようになることでしょう。どんどん発展途上国に移転した技術に追いまくられていくことでしょう。技術革新が求められる所以でもあるのです。否、それと共に、革新技術を評価し採用するべく、国民意識の変革や旧指導者の交代が求められているのです。
ものつくり日本の衰退を象徴するかのように、今や過去10年間で理工系学部の学生が半減しました。そして情報工学、教育工学、社会工学、金融工学、福祉工学、文化工学などと訳の解らないものが多くなって、無理に理工系学生を集めているのです。それに産業を育成・発展させる経済産業省始め、政府に技術が理解できる者は皆無のようです。これでは技術立国など有り得ません。そもそも私の火山灰技術による国家プロジェクトに、誰も理解と関心を示す者がいないのが異常なのです。先のイノベーション関係のシンポで、K氏が「政府・国民が一番駄目だ」と言っていたことが印象的でした。
画期的な火山灰技術に対して、殆どの方が関心を示さないし、関心があったとしてもそれで終わりで何ら発展していかないのも、自分中心で一過性で、無関心、無感動に国民性なのです。欧米人や中国人も、優れたものにに対する感動がありますが、今の日本人には感動が無くなりつつあります。そして国家社会を憂う気概も情熱も次第に薄れていっております。今や、火山灰技術も関心が集まりつつあるとは言え、最終的には私が国家戦略的に采配していかなければ、私利私欲、打算売名、利権追求などで行けば必ず破綻することでしょう。
新しい国家を建設するには、家屋の解体新築に際して、古い土台や基礎を解体しなければならないのと同様に、今や全てが崩壊しなければならないのです。単に屋根瓦や壁を改修することで済むものではありません。その意味では、大崩壊が必須であり、外資の攻勢も中国やインドの台頭も、日本の転落も、旧支配階層の一掃という点からすると、大歓迎すべきものでしょう。
今や不思議と、火山灰技術や水素エネルギー、生命の源とも言える電子水、永久磁石による無尽蔵の発電装置など、実に世界に誇れる画期的な技術が舞い込んできており何やら、大崩壊と共に、神仏が天下国家のために実行するように仕向けているのかも知れません。
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